ASKA再逮捕の舞台裏―「錯乱状態」「ろれつ回らず」の110番通報!?…サイゾーウーマン

ASKA、再び“薬物逮捕”の舞台裏――きっかけは「錯乱状態」「ろれつ回らず」の110番通報!?
薬物矯正施設でリハビリ生活を送っていたといわれるが、やはり薬物依存から脱却することはできなかったようだ。
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やはり薬物依存から脱却する事は出来無かったようだ。とタイトルに有りますが、脱却出来るものでは無いです。脳と言うか神経細胞の機能が著しく損なわれるので無理ですね。
覚醒剤アンフェタミンメタンフェタミンの2種類が有るんですが、アンフェタミンはドイツで、メタンフェタミンが日本で開発された物なんですね。ごく一部が医療で使われていて合法的に流通している物もごく僅かに有ります。
原材料は漢方薬で、特に呼吸器に作用する麻黄と言う植物です。この麻黄を含む漢方薬の“麻黄湯”はインフルエンザの特効薬として一時有名になりました。その主成分で有るエフェドリンは気管支拡張剤として喘息の治療薬に使われています。また痩せる効果が有るらしく、所謂やせ薬にも使われています。このエフェドリン加水分解したのがメタンフェタミンで、家庭でも簡単に合成出来ると言われていますが、悪臭を放つ事と爆発の危険が有ります。
アメリカでは“世界で一番危険な麻薬”と言われているんですが、一回目の使用からタイトルに有る“「錯乱状態」「ろれつ回らず」の110番通報!?”見たいな状態になるらしいです。
作用の機序なんですが、神経伝達物質の一つであるドーパミンを大量に分泌するんですが、ドーパミンは報酬物質と言われていて、達成感とかの時に出るらしいんです。普段中々出ない伝達物質が乱発される為に神経細胞の伝達物質を受け渡す部分がおかしくなってしまって、「錯乱状態」の様になってしまうんですが、薬が切れたとしても治りません。ASKAさんの場合も今後刑務所の生活の中で薬が抜けたとしても、マトモな人間に戻る事は期待出来無いでしょうね。
昔有ったコピーの“人間やめますか”はガチです。